ロシア航空業界記者、ブログ「aeropress」編集者はこのほど、ロシアのウラン・ウデ航空機工場を取材した。Mil Moscow Helicopter Plantとウラン・ウデ航空機工場が開発するMi-171Eヘリコプターの最新改良版の試験が、ウラン・ウデで行われる。同ヘリは多くの革新に成功しており、性能を高めコストを引き下げた。
Mi-171Eは軍民両用で、うち最高傑作とされる改良版はMi-171E2だ。軽量化された機体、VK2500PS-03エンジン、電子デジタルエンジン管理システムを搭載。同システムによりエンジンはより良い同期化を実現し、すべての飛行モードで燃費性能を高めることができる。
同ヘリは世界各国(中南米やアジアなどの山の多い国が中心)に輸出される。ヘリは捜索救助、人員・貨物輸送に使用でき、かつ法執行にも活用できる。中国とペルーに輸出される可能性が最も高い。ウラン・ウデ航空機工場の責任者は、新型Mi-171EはMi-171のユーザーと新しいユーザーによって成功を収めると表明した。