フランスのマクロン大統領は9日、北京で中仏AIフォーラム閉幕式に出席し、基調演説を行った。マクロン大統領は「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブが多くのチャンスを育んでおり、両国のより広範な協力を促進することになると強調した。
マクロン大統領は「習近平国家主席が提唱する一帯一路は、経済やインフラ整備などの発展、地域の平和と安定を促進した。フランスは一帯一路の枠組み内で、中国と対話、協力・共有を強化していきたい」と述べた。
マクロン大統領は西安市の講演でも、一帯一路は多国間主義の維持、世界の多極化を促進するとし、フランスは中国の招待に応じて参与すると表明した。中国が促進するインフラ整備と文化プログラムも、フランスや欧州の利益に合致する。マクロン大統領は、同イニシアチブは「双方向」かつ「共有」のものであり、中国と欧州は協力し一帯一路の建設を共に推進する必要があると強調した。またフランスは中国による、ユーラシア大陸とアフリカで鉄道、港湾、その他のインフラを整備する同イニシアチブに協力できると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月11日