中共中央政治局は24日午後、中国の憲法と全面的な法に基づく国家統治の推進について第4回集団学習を行った。習近平中共中央総書記は「小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成に最終勝利し、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途を開き、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化を推進し、党の長期執政能力を高めるには、憲法の果たす重要な役割を一層重視しなければならない。党による指導、主人としての人民の参加、法に基づく国家統治の有機的統一を堅持し、憲法の実施と監督を強化し、国の各事業と各取り組みを法に基づく国家統治、憲法に基づく国家統治の軌道に全面的に乗せ、憲法の実施を新たな水準に高める必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
習近平総書記は「わが党の指導する憲法整備の歴史を振り返ると、次のような結論が得られる。第1に、憲法の制定と実施、法に基づく国家統治の推進、法治国家の建設は、国家の富強、民族の振興、社会の進歩、人民の幸福を実現するうえでの必然的要請だ。第2に、わが国の現行憲法はわが国の社会主義革命、建設、改革の成功経験の深い総括を踏まえて制定され、整備され続けてきたものであり、わが党が人民を指導して長期間奮闘してきた歴史的ロジック、理論的ロジック、実践的ロジックの必然的結果だ。第3に、中国共産党があって初めて、公のための立党、民のための執政を堅持し、民主を十分に発揚し、人民を指導して人民の意志を体現する憲法を制定し、人民を指導して憲法を実施することができる。第4に、わが党は国家統治において憲法の果たす重要な役割を非常に重視し、憲法の尊厳と権威を断固として守り、憲法の整備と発展を推し進める。わが国の憲法が生命力と活力を保つ根本的原因はここにある」と強調。
「わが国の憲法は党の主張と人民の意志の高度の統一を実現しており、顕著な優勢、堅固な土台、強大な生命力を備える。憲法は国の根本法であり、国の様々な制度と法規の総根拠だ。われわれが中国の特色ある社会主義の路線への自信、理論への自信、制度への自信、文化への自信を揺るぎないものにするには、わが国の憲法が確立する国の指導思想、発展路線、奮闘目標に対して大きな自信を持ち、わが国の憲法が確認する中国共産党による指導とわが国の社会主義制度に対して大きな自信を持ち、わが国の憲法が確認するわが党が人民を指導して創造する社会主義先進文化と中華の優れた伝統文化に対して大きな自信を持つ必要がある。憲法の学習・宣伝・教育を強化し、憲法精神を発揚し、憲法知識を普及させて、憲法の実施と監督の強化のために望ましい雰囲気をつくる必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年2月26日