中国初の国産空母の足場が撤去 海上試験も目前か

中国初の国産空母の足場が撤去 海上試験も目前か。全人代代表はさらに、国産空母の今後の命名について、古代中国の英雄の名前を使うといった提案をした。命名については就役の際に発表されるが、国産空母は遼寧艦の省により命名する手段を踏襲するものと見られる…

タグ:空母 国産 海上試験 格納庫

発信時間:2018-03-19 16:39:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



 中国初の国産空母の最新の動きが、両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)会期中に再び焦点になった。台湾メディアは18日「大陸のウェブサイトが発表した最新情報によると、大陸の国産空母の足場がすべて撤去され、海上試験を間近に控えているという」と伝えた。

 

 台湾・中時電子報は18日「最新の写真を見ると、大連造船所に停泊中の初の国産空母のフェーズドアレイレーダーが取り付けられ、足場がすべて撤去されたことが分かる。これは空母の主要設備がすべて取り付けられており、調整後に海上試験を実施するということだ。同空母は年内に試験航行を実現する見通しだ」と伝えた。

 

 「大陸初の国産空母の艦橋は、遼寧艦より10%ほど小ぶりだ。艦橋には4基のフェーズドアレイレーダーが取り付けられ、360度の範囲をカバーできる。また構造を改善しており、甲板は遼寧艦よりも合理的かつ広くなった。後部甲板が広くなり、艦載機により良い着艦条件を提供できる。格納庫は広くなっており、その面積は遼寧艦より低めに見積もっても10%ほど拡大している」

 

 全人代代表、国産空母プロジェクト現場総指揮の劉征氏は、メディアの取材に応じた際に「初の国産空母の各種設備はすでに総合調整に入っている。メインエンジンがすでに動き出しており、今年中に国民に朗報をもたらすことができる」と述べた。

 

 全人代代表はさらに、国産空母の今後の命名について、古代中国の英雄の名前を使うといった提案をした。命名については就役の際に発表されるが、国産空母は遼寧艦の省により命名する手段を踏襲するものと見られる。

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