中国人民大学重陽金融研究院高級研究員、英ロンドン経済・商業政策局元局長のジョン・ロス氏は、新華網の書面インタビューに応じ、「習近平国家主席が打ち出した人類運命共同体の理念は、誕生したその日より、世界的な問題を解消する最も透徹した理論となった」と同理念を高く評価した。ロス氏の回答の要旨は下記の通り。
習主席が2017年の世界経済フォーラム年次総会で「時代の責任を共に担い、世界発展を共に促進する」と題した基調演説を行ってから、人類運命共同体の理念は世界的に深い影響を及ぼし、すでに多くの人々に受け入れられている。
中国のグローバル化への支持、国際関係を処理するウィンウィンの理念、人類運命共同体の構築を推進するという理念は、中国経済の高度発展と切っても切り離せない関係を持つ。習主席がさまざまな場で「1+1は2を上回る」という観点に言及しているが、これは西側の「ゼロサム思考」に力強く反撃している。
世界の大型経済体が元の殻に閉じこもる時代はすでに過ぎ去った。現在の世界はすでに国際化しており、さらに国際化を強めなければならない。多様性は人類の欠陥ではなく、恐れるべきではない。これはむしろ人類の発展を促進した。人類運命共同体の構築という理念は、多様性への尊重、各国の平等な交流、人類の調和的な共存、倦むことなき追求を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月10日