中国空軍の申進科報道官は19日、空軍がこのほど爆撃機、偵察機複数による「島嶼周辺巡航」を相次ぎ実施し、国家主権と領土の一体性を守る能力を鍛え、高めたことを発表した。
空軍は海洋方面の実戦的軍事訓練に轟-6K、Su-30、殲-11と偵察機、早期警戒機を出動した。轟-6Kなどは「島嶼周辺巡航」訓練を実施し、機動能力を高め、実戦能力を検証した。
轟-6Kは中国が独自開発した中長距離新型爆撃機であり、国家の威力と意志を示す重要な使命を担っている。新時代の訓練・作戦への備えにおいて、空軍は国際法と国際的実践に照らして、宮古海峡、バシー海峡、対馬海峡を通過し、海洋方面の実戦的訓練を継続。空軍は規定の計画に従い、各種軍用機による「島嶼周辺巡航」も実施している。
空軍報道官は「『空・宇宙一体、攻防兼備』の戦略目標に従い、空軍は海洋方面の実戦的軍事訓練を深く実施し、作戦能力において歴史的変化を得た。空軍には国家の主権と領土の一体性を守る揺るぎない意志と十分な自信、能力がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月21日