韓国と朝鮮は韓国側の韓朝出入境事務所で25日、将官級軍事部門の実務接触を行い、韓朝軍事通信線の早期復旧で合意した。
韓国国防部は同日、「双方は板門店宣言の軍事分野に関する合意事項を履行するため、韓朝軍間の通信線の復旧が喫緊の課題であり、半島東西海域の軍事通信線を早期復旧させるべきと判断した」と発表した。
双方は、まず必要な措置を講じ、半島西部海域の軍事通信線の正常な使用を可能にすることを決定した。半島東部海域の通信線は火事により完全に消失したため、新たに開通する必要がある。双方は工事に必要な資機材や所要期間などの問題について、早期で協議を継続する。
双方はまた、通信線復旧に関する実務的問題について、文書を通じ協議を続けることを決定した。
韓朝は今月14日に板門店でハイレベル軍事会談を開き、朝鮮半島東西海域の軍事通信線を復旧させることで合意した。今回の将官級軍事会談は10年6カ月ぶり。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月26日