中国とエルサルバドルの国交樹立に対する米側の発言について、外交部(外務省)の陸慷報道官は22日の定例記者会見で、中国とエルサルバドルの国交樹立を正しく受け止め、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に扱うよう米側に促した。
【記者】米国務省は台湾との「断交」というエルサルバドルの決定に深い失望を表明し、エルサルバドルとの関係の見直しを進めているとした。米国の駐エルサルバドル大使は、エルサルバドルと台湾の「断交」は米国とエルサルバドルの政府間関係に影響を与えるだろうと表明した。「米国在台湾協会」は、「台湾海峡の現状を一方的に変更する」中国大陸の行為は地域の安定を損なうと述べた。米国の対エルサルバドル援助の中止を訴える米上院議員もいる。これについてコメントは。
【陸報道官】中国とエルサルバドルは共に独立主権国家であり、自国の対外関係を決定する権利を持つ。「一つの中国」原則を基礎とする両国の国交樹立は、歴史の潮流に順応し、世界の大勢に順応し、国際法と国際関係の基本準則に合致し、両国及び両国民の根本的利益に合致しており、互いの他国との関係発展に影響を与えない。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月23日