中国外交部の陸慷報道官は13日、「中国が安全か否かについては、カナダの一般人が分かっているはずだ。中国側は中国の法律と法規を遵守する限り、外界との交流に積極的かつ開放的な態度を貫いており、実際には何も心配することはない」と表明した。
同日の定例記者会見で、記者からは「中国で暮らす一部のカナダ人は不安になっており、自分も捕まるのではと心配しているそうだが、中国側は彼らに対して何か言うことがあるか」という質問があった。陸氏は次のように回答した。
中国側は一貫して、外界との交流に積極的かつ開放的な態度を持っている。我々は外国の観光客と公民が中国を旅行に訪れ、正常な友好交流活動を展開することを歓迎する。ビジネスも留学も問題ない。中国の法律と法規を遵守する限り、実際には何も心配することはない。
中国が安全かそうでないかについては、事実によって判断できる。今年1−11月に中国を訪問したカナダ人は延べ78万人にのぼる。つまりカナダ人1万人のうち210人が訪中したことになる。
率直に言えば、この数値は同期にカナダを訪問した中国人の数をはるかに上回っている。上述した数値はこの面から、問題を説明できるかもしれない。中国が安全か否かについては、カナダの一般人が分かっているはずだ。またカナダ政府が米国の要請を受け、孟晚舟を誤って逮捕した後、多くの中国人がカナダ旅行が安全か否か考えていることについても伝えておこう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月14日