米国の「チベットへの対等進出法」、何を企てているのか

米国の「チベットへの対等進出法」、何を企てているのか。

タグ:チベット 米国

発信時間:2018-12-23 09:13:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国政府が最近、同国上下院を通過した「2018年チベットへの対等進出法案」を承認したことで、同法案は米国の正式な法律になった。このことは、中国の内政に対しての無知かつ粗暴な干渉だ。同時に、米国議会が事実をないがしろにして、中国の発展を抑制しようと改めて示した手口でもある。

 いわゆる「チベットへの対等進出法」は中国政府に対して、米国人記者や外交官、旅行者がいかなる制約も受けずに中国のチベット自治区に行くことを認めるよう要求している。さもなければ、米国人がチベットに行くことを阻止する政策を制定した中国の官員が米国に入国することを制限するとしている。この法案は、米国人がより自由に中国チベットに出入りすることを目指しているかに見えるが、その実質は「アメリカ・ファースト」であり、米国国内法を国際法の上に置く覇権思想によるものだ。

 この法案を主張し、提出し、投票して通過させた米連邦議員には、世界には米国人の出入りを阻止できる場所はなく、米国人は思い通りにどこにでも行けるという潜在意識がある。しかし世界は、彼らが願っているようなものでは、決してない。自国を尊重せず自国の規則と秩序を尊重しない者を歓迎する国家など、ひとつとして存在しない。

 チベットは古くから、中国の不可分の一部だった。米国議会が米国人の中国チベットへの自由な出入りを論じることは、国際関係における国と国の交流の基本則に反するだけでなく、中国の内政に対して改めて赤裸々かつ粗暴な干渉をすることだ。

 実際のところ、中国はこれまで、中国を心から好きな人や、米国人をも含めて中国チベットを好きな外国人のチベット旅行を拒否したことはない。統計によれば、2016年に中国を訪問した外国人旅行客は延べ32万1900人、2017年は延べ34万3500人で、2018年は1~11月で延べ38万1400人に達した。うち、米国人は累計で延べ9万5000人だ。米国下院の野党指導者や上院議員なども、何度も訪問団を結成してチベットに足を運んでいる。多くの米国人が、何度もチベットを訪れているわけだ。

 この事実は、近年においてチベット旅行をする外国人は減少しておらず、むしろ年を追うごとに増えつつあることを示している。多くの外国人はチベットに行ったことで、それまで固執していたチベットについての印象を変えている。チベットという神秘的な土地に魅了され、チベットに留まって生活したり仕事をするようになった人もいる。チベット研究に興味を持ち、書物を著した人もいる。

 中国は外国人のチベット旅行を制限していないだけでなく、チベットの歴史や文化、さらに現代におけるチベットの変化を国外に紹介する努力を一貫して続けてきた。チベット自治区はさらに多くの人の関心を得るために、一連のPR活動をしてきた。例えば「冬のチベット観光」などのキャンペン活動。「開放された中国、開放された中国チベットはあなたを歓迎します!」との意思表示をしているわけだ。

 チベットのインフラ施設の改善は中国政府がチベットの対外開放を促進するために最も重視している仕事のひとつだ。昨年末までにチベット自治区全域で、99%の行政村(行政区画の村)に自動車が通行できる道路が通じた。総延長は9万キロメートルだ。自治区と中国内外を結ぶ航空路線は37路線から79路線に増えた。青藏鉄道が2006年に開通した後、四川省とチベット自治区を結ぶ川藏鉄道の建設計画も全面的に始動した。チベットの行政村のすべてで携帯電話など移動通信の利用が可能になった。うち85%で、ブロードバンドが利用可能になった。今や、中国内外から訪れる観光客が、チベット旅行が実に便利になったと感じることが、ますます増えている。中国の南アジアに向けて開放されている陸路貿易の大通りとして、チベットでは近年来一貫して、貿易のための往来が活気を増しつつある。今年9月に開催された第4回中国チベット観光文化博覧会では、出展した国外企業による成約額が成約額全体の6割を占めた。

 チベットの対外開放の門は、ますます大きく開かれている。ただし、歓迎されるのはチベットに対して偏見を持たず、チベットを尊重し、チベットを熱愛し、チベットの発展に関心を持つすべての人ということになる。チベットでもめ事を起こそうという者は、歓迎される人に含まれない。「チベットへの対等進出法案」などの域外法案で中国内部の実務に干渉しようとする者、チベットを思いのままにしようとする者をチベットの現地の民衆が歓迎することは絶対にない。


 「中国国際放送局 日本語版」より 2012年12月23日


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