中国人民解放軍南部戦区報道官の李華敏氏は、米海軍の駆逐艦「マッキャンベル」が中国側の許可を得ず、無断で中国の西沙諸島の領海に入ったと発表した。李氏は次のように述べた。
中国人民解放軍南部戦区は海と空の兵力を動員し、米艦の状況の全過程を監視し、情報収集を行い警告を出した。
中国は南中国海の諸島及び付近の海域に対して、異論の余地なき主権を持つ。
米国側の行為は中国の法律と関連する国際法に大きく違反しており、中国の主権を大きく侵害し、地域の平和と安定を大きく損ねている。我々は米国側に対して、類似する行為を直ちに停止するよう求める。戦区の部隊は高度警戒を維持し、関連する海と空の状況を厳密に監視し、国の主権と安全を毅然とした姿勢で守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月7日