国家発展改革委員会の孟瑋報道官によると、2018年末までに第1回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの成果のうち269件がすでに完成または常態化し、10件が進行中であり、実行率は96.4%に達した。新華社が伝えた。
第1回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの成果は「政策の意思疎通」「インフラ施設の連結」「貿易の円滑化」「資金の調達」「民心の通じ合い」の5大分野を中心に計279件あり、関係機関は30以上に上る。
「政策の意思疎通」分野では、関係国及び国際組織と調印した「一帯一路」共同建設協力文書を積極的に実行に移しており、「一帯一路」のコミュニティーは拡大し続けている。「一帯一路」国際協力サミットフォーラム諮問委員会及び連絡事務局が正式に発足し、一帯一路建設促進センターが運営を開始した。
「インフラ施設の連結」分野では、中国ラオス鉄道が順調に進展し、中国タイ鉄道の第1期工事協力が進み、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の重点工事22カ所が着工し、ハンガリー―セルビア鉄道のセルビア側区間が着工した。7カ国の調印した「中欧班列協力の深化に関する協定」は実行に移され、国際定期貨物列車「中欧班列」国際協力制度が効果的に役割を発揮している。2018年末までに、「中欧班列」は累計1万3000便運行し、中国と15カ国・49都市を結んでいる。
「貿易の円滑化」分野では、「『一帯一路』貿易円滑化推進協力イニシアティブ」を実行に移し、経済・貿易協力の制度化を推し進めている。第1回中国国際輸入博覧会を成功裏に開催した。
「資金の調達」分野では、シルクロード基金が1000億人民元の増資を完了し、対外投資における人民元の使用に具体的進展があった。中国―国際通貨基金共同能力開発センターが正式に始動した。
「民心の通じ合い」分野では、すでに南南協力援助基金に10億ドルを増資し、シルクロード沿線民間組織協力ネットワークのメンバーは310組織にまで拡大した。教育、科学技術、文化、衛生、環境、シンクタンク、報道メディアなどの分野で協力の成果を実行に移した。
今後も引き続きしっかりと成果を実行に移していく。また、第2回サミットフォーラム及びその分科会の準備に全力を挙げる。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年1月23日