豪政府とフランス造船大手はこのほど正式に、総額500億豪ドル規模の契約を交わした。前者は後者から12隻の通常動力潜水艦を調達する。専門家によると、この潜水艦は原子力潜水艦クラスの優れた通常動力潜水艦で、連続潜航時間と海上自給力が非常に高い。就役後は南中国海が重点活動エリアになり、地域情勢の緊張を激化させる恐れがある。
中国軍事専門家の李傑氏は13日、環球時報のインタビューに応じた際に、性能の低いコリンズ級潜水艦の老朽化がその主因と指摘した。豪州にはまた、自国の海軍の作戦能力を高める総合的な需要が存在する。
李氏は、将来的に12隻のうち4-6隻がキャンベラ級準空母艦隊に加わり、米国に協力し南中国海を巡航し、有事の際には戦略的海峡の封鎖任務を遂行する可能性があると判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月15日