中国外交部の耿爽報道官は18日、定例記者会見を開いた。
記者:報道によると、英国家サイバーセキュリティ・センター(NCSC)は17日に発表した研究の結論の中で、未来の5Gネットワークに華為(ファーウェイ)の通信設備を使用することによる潜在的なリスクは、効果的にコントロール可能との判断を示した。中国側はこれについてどのように論評するか。
耿報道官:私は関連報道に留意している。質問にあった具体的な技術問題についてだが、関連部門もしくは華為に問い合わせるべきだろう。
我々が何度も言っているように、中国政府は中国企業が市場の原則と国際ルールに基づき、現地の法律を遵守した上で対外経済協力を展開することを奨励している。中国企業が現地で経営するため、関連国の政府がオープンで公平かつ透明な競争環境を提供し、相互信頼と協力に資することを願う。
先ほど王毅国務委員がフランスとイタリアを訪問した際に、フランスとイタリアの首脳は中国企業による投資と創業を歓迎し、特定の企業を制限する措置を講じることはなく、いかなる企業も差別しないと明言した。また中国を含むすべての外国企業に対して、公平でオープンかつ透明なビジネス環境を提供したいとした。中国側はこれを高度に称賛しており、欧州各国の普遍的な共通認識になることを願っている。
グローバル化の時代において、中国は両手を開き世界と抱擁し、開放と協力を堅持する。我々は英国がその開放的な特色を維持し、自国の利益に基づき賢明に選択し、中国と共に中英両国民により多くの幸福をもたらすことに期待する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月19日