「南中国海各方面行動宣言」の履行に関する第17回高官会議が18日、杭州市で開催された。
各国は同宣言の全面的かつ効果的な履行、海上実務協力の強化、「南中国海行為準則」の協議などの議題について深く意見交換し、現在の南中国海情勢は安定・好転に向かっていると判断した。同宣言の履行、海上実務協力、同準則の協議に絶えず積極的な進展があり、地域諸国間の信頼と自信を強めている。各国は同宣言の全面的かつ効果的な履行に取り組み続け、海上各分野の協力を積極的に推進し、信頼を促進し共通認識を凝縮し、南中国海の平和・安定及び共同発展を維持するため弛まず努力することで合意した。
会議は同準則の単一協議文書草案の段階的な判読の成果を確認し、協議を急ピッチで進め、同準則の早期締結を目指すことで合意した。会議はさらに同宣言の履行に関する2016−21年の活動計画を審議・更新し、一連の新たな海上実務協力プロジェクトを確定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月20日