米軍のB-52戦略爆撃機と原子力空母「リンカーン」が1日、アラビア海で訓練を行い、イランをけん制した。米軍事専門誌ディフェンス・ニュースが3日、伝えた。
米軍が提供した写真によると、米空軍のB-52、米海軍のリンカーン及びその艦載戦闘機が編隊飛行を行っている。これにはB-52の他に、護衛航行中の艦載戦闘機、艦載固定翼早期警戒機が含まれる。
米空軍は声明の中で、今回の訓練は複雑な「合同攻撃行動」を想定したものと強調した。空母打撃群は訓練中、MH-60ヘリ、F/A-18艦載戦闘機、電子戦機、艦載固定翼早期警戒機を使用し、B-52爆撃機を護衛し、防衛エリア外への攻撃を想定した。
しかしステルス能力を持たない戦略爆撃機を編隊の先頭に置き、戦闘の隊形を整えなかったことは、武力誇示に近いとも分析されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月5日