中米関係40周年シンポジウム、崔天凱大使が基調演説

中米関係40周年シンポジウム、崔天凱大使が基調演説。中国の崔天凱駐米大使は現地時間28日、ジョージ・ブッシュ米中関係財団が米ヒューストンで開いた「米中関係40周年シンポジウム」に出席し、基調演説を行った…

タグ:基調演説 人文交流 中米関係 貿易 協議

発信時間:2019-10-30 16:00:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の崔天凱駐米大使は現地時間28日、ジョージ・ブッシュ米中関係財団が米ヒューストンで開いた「米中関係40周年シンポジウム」に出席し、基調演説を行った。その要旨は下記の通り。


 中米の国交樹立から40年に渡り、両国関係は歴史的な発展を手にした。経済が緊密に交わり、人文交流が広く掘り下げられた。世界の平和・繁栄の促進における共通の利益、協力の需要がかつてない水準まで高まっている。


 ところが今日の中米関係は国交樹立後で稀に見る黒雲に覆われている。これにより悲観的になり失望しやすくなるが、真の政治家は雲の間から差し込む光、雲の奥にある光あふれる未来を見る。中米関係は今日、新たな岐路に立たされている。両国関係の未来は、我々が今日下す決断にかかっている。中米貿易協議は先ほど実質的な進展を手にした。我々は中米両国が平等と相互尊重を踏まえた上で協議と対話を継続し、互恵とウィンウィンの結果にたどり着くことを願っている。中米の協力により大事業を成し遂げることができるが、中米の協力がなければ何も成し遂げられないだろう。


 同財団と中米両国各界の識者の努力により、中米関係が風雨に妨げられることなく健全かつ安定的に前進・発展し、両国及び世界の人々により多くの幸福をもたらすものと信じている。同財団は米国初の元大統領の名を冠した、米中関係を促進する団体として、中米間の友好・協力の重要な架け橋になっている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月30日

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