中国外交部の王毅部長は20日の新年招待会で、「中米関係は国交樹立から40年で新たな歴史の重要な節目に至り、非常に複雑で困難な局面となっている。我々は断固として自国の正当な権益を守ると同時に、平等と相互尊重の原則に基づき米国と対話協議を進め、第1段階の経済貿易交渉で合意に至り署名した。これは両国と両国の国民の利益に合致するだけでなく、国際社会からも広く歓迎された。世界最大の発展途上国と最大の先進国である中米両国の関係は、世界の進むべき方向に大きな影響を与えている」と述べた。
王部長はまた、「中米両国は、和すれば則ち共に栄え、争えば共に傷つくことを、その40年に渡る関係が充分に証明している。我々は、米国とともに両国の人々の根本的利益と世界各国の共通利益を拠り所とし、相互に尊重し平等な対話を進め、相異点を棚上げして共通点を求め、見解の相違をうまくコントロールし、協調・協力・安定を基調とした中米関係の構築と推進に力を尽くす考えだ」との見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月21日