外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に関する質問に対して、「悪意ある侮辱と誹謗中傷に対して、中国は沈黙する羊にならない。WSJが独断専行するならば、その悪い結果を受け入れなければならない」と回答した。
報道によると、WSJの社員53人が先ほど同紙上層部に連名でEメールを送り、「中国は真のアジアの病人」とした記事のタイトルを変更し、傷つけられた側に謝罪するよう求めた。Eメールは「これは編集の独立性の問題ではなく、ニュースと評論の区分の問題でもない。これは間違ったタイトルであり、中国人を含む多くの人を深く傷つけた」とした。しかし同紙の広報担当者は、WSJの立場に変わりはないと述べた。これについて趙報道官は次のように述べた。
悪意ある侮辱と誹謗中傷に対して、中国は沈黙する羊にならない。同紙はニュースと評論の相互独立により言い逃れをしているが、これは理にかなっていない。
WSJの責任者は誰か、誰が表に出て謝罪するのか。WSJは人を罵るほど尊大でありながら、なぜ謝罪する勇気を持ち合わせていないのか。世界にWSJは1紙しかない。独断専行するならば、その悪い結果を受け入れなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月25日