米国と中国の敵、国ではなく新型コロナ=米メディア

米国と中国の敵、国ではなく新型コロナ=米メディア。

タグ:米国 新型コロナ

発信時間:2020-05-22 11:20:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米オンライン紙『クリスチャン・サイエンス・モニター』は18日、「米国と中国の敵は国ではなく新型コロナ」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。


 米国と中国のさまざまな組織及び個人が、中米感染対策協力の空白を補っている。彼らは頻繁に裏側、もしくは非公式で重要な協力を展開している。これには科学の交流、防護用品の寄贈、資金、実質的なサポートが含まれる。


 武漢にいる中国トップの医師が新型コロナ感染対策の最良の措置を詳細に紹介し、米国の約300人の保健専門家(米疾病予防管理センターの12人の専門家を含む)がテレビ会議で彼らの意見に真剣に耳を傾けた。


 ある中国系慈善家は「新型コロナは政治的な対立、国境、価値観を区別しない。新型コロナの出現により、我々は現在、本当に重視すべき敵を見つけた」と述べた。


 企業、小型店、地方政府、非営利組織など、中米の多くの民間団体・組織が協力に取り組み、溝を埋めている。彼らは中米間のより広範な経済断絶にも対抗している。


 両国の多くの人は、断絶はその願いと逆効果になると判断している。彼らは、このような政策は米国内の溝を深めると予想している。米戦略国際問題研究所の中国経済問題上席顧問のスコット・ケネディ氏は「これにより米政府と各州の断絶が生じる。これらの州が中国との断絶を考えていないからだ」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月22日

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