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発信時間：2020-09-04 14:28:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　王毅・国務委員兼外交部長は3日夜に北京市でG20外相テレビ会議に出席した際に、中国側は各方面と手を携え「人員・貨物越境流動円滑化イニシアチブ」を提唱・推進すると述べた。王氏の発言内容は下記の通り。

　今回の外相会議は人員往来と国境管理について重点的に議論するが、これは非常に必要でありタイムリーだ。各方面は防疫安全を前提とし、人員往来を徐々に秩序正しく拡大し、構築済みの二国間ルートを多国間ネットワークに格上げするべきだ。感染状況の報告を強化し、リモートPCR検査を実施し、検査結果と健康コードを相互認証する。貨物グリーンルートを構築し、貨物の通関効率を上げ、産業チェーン・サプライチェーンを円滑にし、重要医療物資製品を対象とする関税免除の実現性を模索する。

　上述した協力を促進するため、中国側は各方面と手を携え「人員・貨物越境流動円滑化イニシアチブ」を提唱・推進する。中国側は近日中に国境管理及び人員往来円滑化のシンポジウムの開催を提案し、また各方面に対しては担当部門を確定し、つながりを作り意思疎通を強化し、特設協力プラットフォームを設立し、二国間及び地域の各種人員・貨物円滑化計画のネットワーク形成の推進に取り組むよう提案する。G20加盟国の積極的な参加を歓迎する。

　G20は世界の主要経済体で、世界経済全体の85％、貿易の80％以上を占める。加盟国は互いに主要経済貿易パートナーだ。加盟国がこの面で率先して行動し協力を強化できれば、我々自身の成長回復を促進し、世界経済の回復と再構築に向け重要なリーダーシップを発揮できる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年9月4日

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