政治>
japanese.china.org.cn |23. 09. 2020

PKO参加30周年、中国の将兵の活躍に迫る

タグ: PKO

嬉しい豊作。

 中国南スーダン平和維持部隊の将兵は現地の人々に農業栽培技術を伝授し、農作物の生産量を拡大した。


 

 両手で「中国の奇跡」を創る


 平和維持エリアは条件面で苦しく、インフラが脆弱な場合が多い。平和維持将兵の生活はさまざまな挑戦に直面する。


 米氏は「私が初めて平和維持任務を遂行したのは2015年1月だ。当時の主な任務は新しい駐屯地の建設だった。私たちは一面の荒れ地に直面した。駐屯地を建設する際に、将兵は手で地面を掘るか石を運んだ」と振り返る。


 「条件面の問題で、人々が寝るための敷物の温度は昼になると50度以上になった。雨季より前に新たな駐屯地を建設するため、全員で昼夜を分かたず奮戦し、約1カ月で666部屋のプレハブを創った。国連の駐屯地の当局者から中国の奇跡と呼ばれた」


 アフリカの平和維持任務エリアの多くが砂漠地帯で、水資源の不足も平和維持将兵の大きな難題になった。


 「砂漠地帯では水土流失が速い。水資源を節約すると同時に砂漠地帯の野菜不足を解消するため、私たちは体を洗った水を野菜にやった」中国第3期マリ派遣平和維持医療分隊でフランス語通訳を担当した管竹淼氏は、自ら砂漠で作った「畑」について誇らしそうに語った。「私たちは街に出て羊飼いを探し、糞を購入し肥やしにした。その後、野菜は順調に育った」

<  1  2  3  4  5  6  7  8  >