中国共産党中央委員会の習近平総書記は8日、北京で党外人士の国家経済活動に対する意見と提案を募集した際、「来年は中国の現代化建設プロセスにおいて非常に重要な年であり、経済活動をしっかり進めることは重要な意義がある」と示しました。その上で、「新たな発展段階に立脚して、質の高い発展を推進し、新たな発展構造を構築して、新型コロナ感染症の拡大防止と経済・社会の発展を統一的に計画し、『第14次五カ年計画(2021~2025年)』のために良いスタートを切る必要がある」と指摘しました。
同日、中国共産党中央委員会は中南海で党外人士座談会を開きました。慣例として、毎年末、中央経済工作会議の開催前に党外人士座談会を開き、その年の経済情勢と翌年の経済活動について各民主党派中央や全国商工連合会の責任者、無党派代表の意見と提案を聴取しています。
座談会で習近平総書記は党外人士が「第14次五カ年計画」の制定と実施、特に来年の経済活動をしっかり進めるために積極的に提言し、引き続き中国共産党の良き参謀、良き片腕、良き同僚の政治的責任を担い、党と政府に協力して民生の難題を解決し、中国の経済社会の発展を推進するために知恵と力を貢献することを希望しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月12日