英国やオーストラリアの一部メディアが「中国共産党員はすでに英国など西側国の機関に入り込んでいる」と報じたことについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は15日の定例記者会見で、「こうした主張は一部の反中国勢力による中国共産党に対するイメージ毀損と中傷に他ならず、論理的に見て合理性を欠き、事実としても全く成り立たず、『中国脅威論』の新たな焼き直しに過ぎない」と述べた。
汪報道官は、「中国は中国共産党の指導する、中国の特色ある社会主義路線を堅持する国家だ。中国共産党は中国の労働者階級の先鋒隊であると同時に、中国人民と中華民族の先鋒隊だ。9200万人の中国共産党員は各分野で先鋒として模範的役割を発揮している。これが中国の現実の国情だ。中国共産党は人民の幸福を図り、世界の平和を図り、人類の進歩を図り、約束を必ず守り、公明正大だ」と説明。
また汪報道官は、「国家間の付き合いは国際関係の基本準則に従い、互いの制度と国情を尊重するのが当然だ。中国と中国共産党に対するいわれなきイメージ毀損と非難に、理性的で良識と正義感のある全ての人々は同意しないと我々は信じる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月17日