中国国際テレビ局(CGTN)は、英国情報通信庁(OFCOM)がCGTN英語ニュースチャンネルの英国での放送免許を取り消したことに対する声明を発表しました。同声明は、以下の通りです。
CGTNは、OFCOMがCGTN英語ニュースチャンネルの英国での放送免許を取り消すことを最終決定したことについて遺憾の意を示し、断固として反対する。
CGTN英語ニュースチャンネル(前身はCCTV英語ニュースチャンネル)は全世界規模で良質で専門的と認められている国際的なメディアであり、2000年の放送開始以来、客観性、理性、バランスの原則に基づき全世界でニュース報道を展開し、エミー賞など多くの国際的な賞を受賞してきた。CGTN英語ニュースチャンネルは英国において18年間にわたって放送され、中英両国国民の交流と理解を深めることに貢献してきた。また、英国の多くのメディアや関係機関と長期的で安定した協力関係を維持してきた。
OFCOMは2020年初頭、一部の右翼組織や反中国勢力に操縦されて突然に、CGTN英語ニュースチャンネルの英国での放送免許に対して調査を開始した。我々は積極的に協力する態度をもってOFCOMに対して詳細に説明し、免許についての提案を示して妥当な解決を積極的に模索してきた。しかしOFCOMは、CGTN英語ニュースチャンネルの国際メディアとしての専門性に対する評価と英国で18年間に放送を続けたという良好な記録を無視し、『政治的性格』が存在するという理由で免許の引継ぎを拒絶し、免許を取り消す裁定をした。我々は、CGTN英語ニュースチャンネルが英国の視聴者に引き続きテレビニュースのサービスを提供することは英国大衆の利益に合致すると認識している。我々は各国の法の定めを順守し、多元的でバランスが取れた角度から多くの国の視聴者にニュース情報サービスを提供し、世界各国の人々の間の理解、交流、信頼、協力を促進しつづけていく。
「中国国際放送局日本語版」2021年2月6日