米国のブリンケン国務長官は現地時間3日、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに応じた際、「中米は多くの分野で明らかに利益を共有し、対抗、競争と協力が併存し、かつ対話によって誤解を減らすことを望んでいる。また、米国は『一つの中国』をずっと支持していく」と強調した。
米アラスカ州アンカレッジで先ごろ行われた中米会談については、「双方は直接対話を行った。これは対抗性、競争性、協力性を含んでいたが、こうした特性は両国関係の特徴でもある。米側は中国とクリアで明確な対話を行うことを一貫して望んでいる。これは特に双方が共に追求する目標において、双方間に誤解を生まないためだ」とした。
また、「中米は現在冷戦関係には決してなく、競争と協力が併存している。米国は各レベルから中国と接触していき、かつ結果を出すことに重点を置く。中国の習近平国家主席もバイデン大統領の発起した気候変動サミットに参加した」と指摘。
米国が長年一貫して、「一つの中国」政策を支持していることを重ねて表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月6日