ラオスの新型コロナ対策を支援する中国政府の医療専門家チームの一行25人が4日、同国の首都ビエンチャンに到着し、中国の姜再冬駐ラオス大使とラオスのキケオ副首相が出迎えた。新華社が伝えた。
ラオスの感染状況は最近にわかに緊迫化している。すでにラオス政府は新型コロナ感染症の予防・抑制を「重要緊急戦略任務」に格上げし、「戦時状態」に入って、全土18省・市を封鎖管理することを指示した。
キケオ副首相は、「中国政府が医療専門家チームを緊急派遣したことに心より感謝する。中国はラオス国民に対する熱い友情を行動によって示した。中国の医療支援の下、ラオスは最短期間で新型コロナに打ち勝つものと確信する」と述べた。
姜大使は空港で報道陣の取材に応じた際、「中国とラオスは運命共同体であり、苦難を共にし、同舟相救うのは当然だ。ラオスで感染拡大が始まって以来、すでに中国はラオスに専門家チームを2回派遣し、ワクチンを3回にわたり支援してきた」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月6日