国民の幸福は最大の人権だ。白書によると、平和解放前、チベットの90%以上の人々は自分の住宅を持っておらず、衣食が保証されていなかった。2020年、チベットの農民・牧畜民の一人当たりの住宅面積は41.46平方メートル、都市部住民の一人当たりの住宅面積は33.4平方メートルに達し、幸福指数は大幅に上昇した。
このような現実を前にして、西側の反中勢力はチベットの人権状況を指摘する気持ちがわくだろうか。チベット問題は実は、民族問題や宗教問題ではなく、人権問題でもなく、中国の主権と領土保全にかかわる重要な原則問題なのだ。長い間、西側の反中勢力はたえずチベット事務に干渉し、チベット社会の安定を破壊しようとしてきたが、その目的は「チベット問題」を中国封じ込めのカードにしようとすることであり、いわゆる人権、宗教は彼らの看板にすぎない。
今日のチベットは目覚ましく進歩しており、どんな反中勢力も災いを起こすことができなくなっている。彼らが人権を旗印に実施した「チベットで中国を封じ込める」企ては必ずや失敗するだろう。(CRI論説員)
「中国国際放送局日本語版」2021年5月22日