5月29日は「国連平和維持要員の国際デー」です。今年は、「恒久的な平和への道:青年の力を発揮し、平和と安全を促進する」をテーマとしています。
1990年に国連平和維持活動(PKO)への参加が始まって以来、中国の軍と警察は30近くのPKOに参加し、PKO要員を5万人余り派遣してきました。この30年来、中国のPKO部隊はカンボジアやコンゴ民主共和国、リベリア、スーダン、レバノン、南スーダン、マリ、中央アフリカなど20余りの国や地域に足跡を残しています。PKOの使命を果たすと共に、平和促進やトラブル解決、地域の安定維持、駐在先の経済社会発展の促進などに積極的に取り組んできました。
現在、2500人以上の中国PKO要員が8のミッションエリアと国連本部で任務を遂行しており、道路の修築や応急訓練などにあたっています。このほど、スーダンへ派遣された第16陣のPKO工兵分隊の将兵225名が国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団から「平和栄誉勲章」を授与され、地元の平和プロセスへの貢献を評価されました。
「中国国際放送局日本語版」2021年5月30日