中国の紅色観光、海外メディアがブームに注目

中国の紅色観光、海外メディアがブームに注目。複数の海外メディアは、中国共産党成立100周年に際し、中国の紅色旅行が熱を帯び続けているが、これには多くの積極的な意義があると伝えた…

タグ:共産党 100周年 革命 紅色観光

発信時間:2021-05-31 10:52:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 紅色観光スポットが現在、多くの中国人が好む旅行先になっている。複数の海外メディアは、中国共産党成立100周年に際し、中国の紅色旅行が熱を帯び続けているが、これには多くの積極的な意義があると伝えた。


 スペインのEFE通信は次のように伝えた。江西省の井岡山は「中国の革命の揺籃」と呼ばれる、中国人が革命精神を感じるための理想的な地だ。現地政府の統計によると、井岡山の今年第1四半期の観光客数は79万人を上回った。ある湖南省の観光客は「革命の先人は勇敢に犠牲になり、絶対に屈服しなかった。中国共産党には逆境のなか困難を乗り越える能力がある」と述べた。


 米AP通信は次のように伝えた。中共党史学習教育動員大会が今年2月に開催され、人々の紅色旅行への意欲をさらに高めた。中国は今年、全国で各種イベント(展覧、映画、ショーなど)を催し、中国共産党成立100周年を祝う。貴州省ではある紅軍の子孫が遵義会議記念館で紅軍のエピソードを語った。「これらのエピソードは、今の幸福で平和な生活を惜しみ、自分の職務に専念するよう人々を励ます」遵義会議記念館はさらに小中学校で多くの小さな解説員を育成し、青少年にこの歴史を学ばせている。


 シンガポール華字紙「聯合早報」は次のように伝えた。今年は中国共産党成立100周年で、中国共産党の革命の歴史をテーマにした紅色旅行が中国で活況を呈している。井岡山は党史学習教育活動を展開する重要な教室、教材だ。多くの観光客がねずみ色の紅軍服を着用し、紅軍帽をかぶり、「人民に奉仕する」と書かれた鞄を背負い、紅軍が食糧を背負いのぼった山道を歩き、紅軍の生活を体験している。


 ブルームバーグは青島在住の趙芳安さん(70歳、名前は音訳)を取材した。この元教員は夫や友人と共に、瑞金や延安など多くの紅色観光スポットをめぐろうとしている。「私たちは中国の紅軍が歩んだこれらの場所を自分の目で見てみたいと思っている。今年は非常に特殊な一年だ。私たちはこうすることで中国共産党成立100周年を記念したい」紅色旅行活動は、青少年の間で好評を博している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月31日

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