シンガポール華字紙「聯合早報」の6月3日の報道によると、中国の国務委員兼外交部長の王毅氏は1日、BRICS外相ビデオ会議に出席した際、西側勢力の政治的私利により感染症流行の政治化、ウイルスのレッテル化、特定国の汚名化をしようとする行為を非難し、各国に共同で制止するよう呼びかけた。王毅氏は、団結した防疫の強化が当面の急務だと強調した。
香港紙『南華早報』の2日の報道によると、王毅氏は、世界の感染症流行が「南で増え北で減っている」ことは、少数の先進国がワクチンをため込み、輸出を規制していることと多少は関係があると話した。対照的に、中国は国際社会に3億5000万回分以上のワクチンを提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月4日