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習近平国家主席がフィンランド、コンゴ共和国、タンザニア大統領と電話会談。
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習近平国家主席は21日夜、フィンランドのニーニスト大統領、コンゴ共和国のサス・ンゲソ大統領、タンザニアのハッサン大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。
ニーニスト大統領との会談で、習主席は「中国側はフィンランド側と強みによる相互補完の発揮及び二国間貿易の拡充を望んでいる。フィンランド企業が引き続き中国の発展がもたらすメリットを分かち合うことを歓迎する。また、フィンランドが引き続き開かれた姿勢で投資などの分野における双方間の協力を支持することを希望する。中国側はフィンランド側と人的交流を強化し、科学研究、科学教育、エコ、低炭素分野でさらに多くの協力を実施し、気候変動による試練に共同で対処していきたい。中国側は北京冬季五輪の準備を積極的に進めている。フィンランドが北京冬季五輪で良い成果を出すことを祈る」とした。
ニーニスト大統領は、「中国はフィンランドにとってアジアで最も重要な貿易パートナーであり、ハイテクや循環型経済などの分野で双方間の協力には大きな潜在力がある。中国との協力は、フィンランドが新型コロナウイルスの感染拡大にうまく対処するうえで重要な役割を果たした。フィンランド側は冬季五輪で中国との協力を重視しており、北京冬季五輪に積極的に参加する」とした。
サス・ンゲソ大統領との会談で、習主席は「中国側はコンゴ共和国で投資や事業展開を行う実力ある中国企業が増えるよう促している。コンゴ共和国側と医療衛生・農業・民生分野で協力を深め、コンゴ共和国の新型コロナとの闘いをワクチン提供などで支援し、工業化や経済の多元化に助力し、経済・社会発展を促進していきたい。中国とアフリカは共同で『アフリカ開発のためのパートナーシップ・イニシアティブ』を国際社会に向けて発起した。中国側はコンゴ共和国側と共に努力して、さらに多くの国々の参加を後押しし、アフリカの発展を支持していきたい。中国側は中国アフリカ協力フォーラムの次回会議にコンゴ共和国側が積極的に参加し、中国・アフリカ関係の新局面を共に創造することを歓迎する」とした。
サス・ンゲソ大統領は、「コンゴ共和国の新型コロナとの闘い及び経済・社会発展への中国側の貴い支援に感謝する。コンゴ共和国側は、自らの核心的利益を守る問題における中国側の立場を支持し、中国への内政干渉に反対する。中国側と共に努力して、両国の友好関係を深め、『一帯一路』（the Belt and Road）を積極的に共同建設し、中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果をしっかりと実行に移し、コンゴ共和国と中国、アフリカと中国との協力がさらに多くの成果を得る後押しをしたい」とした。
ハッサン大統領との会談で、習主席は「中国側はタンザニア側と政党間交流・協力及び国政運営経験の交流を強化し、『一帯一路』共同建設及び中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果の実行をタンザニア側の発展戦略と連携させ、農業・交通・通信・観光・エネルギー分野の協力を拡大し、さらに多くの中国企業がタンザニアで投資・事業展開を行うよう促し、サポートし、感染症対策協力を強化し、両国の包括的協力パートナーシップを拡充し続けていきたい」とした。
ハッサン大統領は、「タンザニア側は中国側からの長期にわたる支持と援助に感謝している。中国側の貧困脱却の難関攻略と国政運営の経験を参考にし、貿易やインフラ、人的・文化的分野など各分野で交流や協力を強化したい。タンザニア側は揺るぎなく『一つの中国』政策を遂行し、台湾地区・香港地区・新疆関連など核心的利益の問題における中国側の立場を支持する。中国側と積極的に『一帯一路』共同建設を推進し、中国アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果を真剣に実行に移し、中国・アフリカ関係が新たな発展を遂げる後押しをしていきたい」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2021年6月22日
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