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japanese.china.org.cn |12. 07. 2021

【中国共産党創立100周年】PART4 新時代の夢に団結し進む

タグ: 中国共産党

2012年1129日、習近平総書記は「復興の道」展を見学した際に、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現を初めて打ち出した。それから9年間、党の指導の下、中国の諸事業は全面的な発展を遂げ、科学技術イノベーションの成果が数多く生み出され、人々の暮らしが大きく向上し、環境ガバナンスが大きく改善された。新時代に入った中国は、全ての貧困人口が貧困から脱却したという奇跡をつくり出しただけでなく、小康社会を全面的に完成させた。「立ち上がる」段階から「豊かになる」段階までの大きな飛躍を遂げた中国の人々は、中国の夢の実現に向けてまい進している。

 

「ハイブリッド米の父」と呼ばれた故袁隆平氏(左から2人目)は収穫量の高いスーパーハイブリッド水稲の育成に一生をささげ、中国と世界の食糧供給問題の解決のために卓越した貢献を果たした(新華社)


科学技術革新の「黄金時代」

火星探査車「祝融号」を搭載した探査機「天問1号」が今年5月15日、火星への着陸に成功した。中国は火星着陸に成功した2番目の国となった。

これは、中国の科学技術ハイライトの一つにすぎない。1211月に開催された第18回党大会以降、重要な科学技術の成果が次々と生み出された。世界最大の単口径電波望遠鏡「天眼」が完成し、月探査機「嫦娥5号」が月の土壌サンプルを持ち帰り、量子科学実験衛星「墨子号」が人類史上初の量子通信を実現した。また、中国が独自に研究開発した全地球衛星測位システム「北斗」の配備が完了し、スーパーコンピューター「神威太湖之光」が世界スパコンランキングの上位に入り、国産大型旅客機「C919」が初飛行に成功した。

これらの成果は、勤勉な科学技術者の努力のたまものだ。その中には多くの中国共産党員の姿がある。習近平国家主席は19年9月17日、主席令に署名し、当時90歳の党員の孫家棟氏に「共和国勲章」を授与、宇宙事業への貢献を表彰した。「北斗」と月探査プロジェクトの総設計士だった孫氏は、宇宙事業の発展のために一生を尽くしたいと感慨深げに話した。

孫氏の他に、香港珠海澳門(マカオ)を結ぶ港珠澳大橋人工島海底トンネルプロジェクトの林鳴チーフエンジニア、高速鉄道車両「復興号」の梁建英総設計士、国産大型旅客機「C919」の韓克岑副総設計士ら党員たちは、プロジェクトの先頭に立っただけでなく、勤勉に働き、無私に貢献した模範でもある。彼らは科学研究チームを率いて次々と難関を突破してきた。

16年5月に開かれた全国科学技術革新大会で習総書記は、「科学技術が興れば民族が興り、科学技術が強ければ国も強くなる」と述べ、中国を「世界の科学技術強国、主要な科学研究の中心地、イノベーションの重要な地」にするよう呼び掛けた。第18回党大会以降、中国の科学技術関係予算が持続的に増加した。昨年の研究開発費(R&D)は2兆4426億元で、世界2位にランクインし、科学技術進歩の寄与度は602%に達した。世界知的所有権機関(WIPO)の統計によると、19年の中国の国際特許出願件数は世界一だ。中国科学院の白春礼院長は、「科学技術の成果が次々と生み出されたのは、重点分野での長期にわたる研究開発のたまものであり、政策による導きと奨励を強化し、科学技術イノベーションへの資金投入を増やした結果でもある」と語った。

科学技術イノベーションの「黄金時代」の到来に伴い、中国の科学技術力は世界の最先端に追い付き、追い越すとともに、人類の科学技術の進歩も大いに促している。

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