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japanese.china.org.cn |12. 07. 2021

【中国共産党創立100周年】PART4 新時代の夢に団結し進む

タグ: 中国共産党

習近平国家主席は昨年922日、第75回国連総会の一般討論演説で、人類運命共同体の構築を推進し、感染症との闘いで国際協力を促進することを再び呼び掛け、大国としての中国の胸襟と責任感を示した(新華社)


党創立時の初心を貫く

「人民の立場は中国共産党の根本的な政治的立場である。党と人民が困難を共に切り抜け、生死を共にし、終始密接なつながりを保つことは、党が全ての困難とリスクに打ち勝つ根本的な保証である」。習総書記の言葉は、中国共産党と人民の関係の本質を解き明かしたもので、中国共産党が世界の一大政党になり、中国の人々を率いて新中国を成立、建設し、民族復興を図る道で成功を収め続ける「秘訣」を明らかにした。

勤労大衆の解放から誠心誠意人民に奉仕すること、さらに人民を中心とすることに至るまで、中国共産党は100年間、創立時の初心を忘れることはなかった。

この初心があったこそ、第18回党大会以降、中国共産党は人民が支持するか、賛成するか、喜ぶかを政策決定のよりどころとし、党の奮闘目標を人々の要望と結び付けてきた。16年から昨年まで、住民1人当たりの可処分所得は年平均56%上昇した。昨年12月までに、基本養老保険、失業保険、労災保険に加入した人はそれぞれ9億9000万人、2億1700万人、2億6800万人で、基本医療保険は13億人以上をカバーした。中国は世界最大規模の社会保障システムを築き上げており、人々の生活レベルは持続的に向上している。

この初心があったこそ、新型コロナウイルス感染症発生時、党中央は速やかに対策を策定し、実行に移した。460万以上の党の末端組織がすぐ行動し、大勢の党員が率先して闘いの最前線に立ち、感染症の抑制に大きく貢献した。

党員の純潔性と先進性を保つために、党は党員の資質向上と党の気風改善を大いに重視している。第18回党大会以降、党中央は「全面的な厳しい党内統治」を国家統治戦略に組み入れ、反腐敗における「聖域なし、全面カバー、ゼロ容認」の姿勢を貫き、大衆の利益に危害を加えるさまざまな腐敗行為を断固として取り締まってきた。

18回党大会から第19回党大会までの5年間、規律検査機関監察機関が、腐敗行為に関する案件154万5000件を調査し、規律に違反した党員153万7000人を処分し、このうち5万8000人を司法機関に移送した。中には高級幹部もいれば、末端組織の職員もいる。その他、党は党員の理想と信念を固めるために、「人民のためにあり、実務に励み、清廉に徹する」を主な内容とする教育実践活動を展開した。

中央党学校の謝春濤副学長は次のように述べる。全面的な厳しい党内統治は偉大な自己革命である。党の先進性に悪影響を与え、純潔性を弱めるいかなる行為とも断固として闘い、党の自己浄化自己改善自己革新自己向上を実現してこそ、党をより強くすることができる。

自律性と責任感を持つ中国共産党は、人々から擁護され、支持されている。第18回党大会以降、年平均約390万人が入党申請書を提出した。感染症が猛威を振るっていた昨年上半期に、約2万5000人が感染症との闘いの最前線で入党した。

中国共産党の歴史は、人民の解放、幸福、進歩を図る歴史で、人民本位が党の最も本質的な特徴であることを体現している。人民のために、人民をよりどころとすることを堅持したからこそ、党は人民を団結させ率いて、次々と勝利を勝ち取ることができた。

党創立100周年に当たる今年、小康社会の全面的完成を実現した中国は、「新中国成立100周年を迎えるまでに、富強民主文明調和の社会主義現代化国家を築き上げる」という新たな征途を踏み出し始めた。14億の中国人の「中国の夢」は徐々に現実に近付いている。習総書記が述べたように、現在、私たちは歴史上のいかなる時期よりも中華民族の偉大な復興という目標に近付き、いかなる時期よりもこの目標を達成する自信と能力を持っている。沈暁寧=文)

 

人民中国インターネット版 20217月12


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