中米全面的経済対話の中国側リーダーを務める劉鶴中国共産党中央政治局委員・国務院副総理は9日午前、米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表と電話会談しました。
双方は以下の3つの問題について実務的かつ率直に話し合いました。
1.中米の経済・貿易関係は両国および世界にとって非常に重要なものである。二国間の経済・貿易の往来と協力を強化すべきである。
2.双方は中米経済貿易協議の実施状況について意見を交換する。
3.双方はそれぞれの中核的な懸念を表明し、協議を通じて合理的な解決を目指しことで合意する。
中国側は追加関税と制裁の撤廃について交渉し、中国の経済発展モデルや産業政策などについて立場を明らかにしました。双方は平等と相互尊重の態度に基づいて意思疎通を続け、両国の経済・貿易関係の健全な発展と世界経済の回復のために良好な条件を整えることで合意しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年10月10日