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japanese.china.org.cn |25. 12. 2021

敵対感情のねつ造では米国社会を救えはしない

タグ: 米国社会
中国国際放送局  |  2021-12-25

 米国はトランプ前政権の頃から中国に対する挑発的な言動をたびたび行い、貿易、科学技術、金融、情報、人権などの分野で摩擦を引き起こしています。平和的に成長し、積極的に開放を拡大し、世界のために建設的に貢献し続けてきた中国をなぜ、米国は敵視するのでしょうか。その原因は、中国ではなくアメリカ自身にあります。



 近年の米国は、超大国という華やかな外見のもとで、社会の分断、政治の二極化、人種間の対立、就職難などの社会問題が日増しに深刻化しています。底辺階級がステップアップする道がほぼ閉ざされ、米国民の多くが将来への希望を失っています。


 独占資本の代弁者として、米国政府は既存の経済発展のモデルを根本的に変えることができず、政治の二極化の趨勢を転換することもできていません。ましてや、国内のアイデンティティ・ポリティクスによる対立を解決することはさらに難しいでしょう。米国の政界と軍が考え出すことができたのは、民衆の目を逸らす2つの策だけです。

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