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japanese.china.org.cn |25. 12. 2021

敵対感情のねつ造では米国社会を救えはしない

タグ: 米国社会
中国国際放送局  |  2021-12-25



 1つ目は「麻酔」です。若者には、ドラッグの合法化を促すことで生理的な麻酔をかけます。中年層には就職難と産業空洞化の責任を海外の新興経済国になすりつけることで精神的な麻酔を施します。そして高齢者には、冷戦に近い政策をとることで、ソ連に関するトラウマを抱える集団に「思い出」を提供し、思想的な麻酔をかけているのです。


 2つ目は「勢いをつける」ことです。中国やロシアといった、米国とは政治体制、イデオロギー、発展モデルが異なる大国を、「国際秩序の修正主義者」などと表現することで、米国民に外からの大きな危機が迫っているように感じさせるのです。

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