7月13日、モスクワで開催されたIOC第112回全体大会で、北京は圧倒的優位で2008年オリンピック大会の主催権を獲得した。12月13日、北京五輪組織委員会が発足し、2008年北京五輪の準備活動が正式にスタートした。

第21回ユニバシアードが8月22日から9月1日にかけて北京で開催された。これは中国主催の初の世界的な総合スポーツ大会であった。169カ国・地域からの6800人の選手、監督および関連スタッフがこれに参加し、参加者数は史上最多。この大会は2008年北京五輪のリハーサルとも見られていた。大会は首尾よく成功を収め、国際スポーツ界から高く評価された。

44年間も奮闘し続けてきた中国男子サッカーチームは、初めてWカップの決勝段階に進出した。前ユーゴスラビア国籍のボラ・ミルティノビッチ氏の指導のもとで、中国チームは予選グループで一位として2002年の韓国・日本ワールドカップに出場することになった。

5月、日本の大阪で開催された第46回世界卓球選手権大会で、中国は7種目の金メダルすべてを獲得した。全種目の金メダル取得は中国にとって三回目である。

中国国家体育総局、教育部などの11の部門は31省、自治区、直轄市を対象として、史上最大規模の国民体位調査を実施し、2001年10月に2000年の調査結果を明らかにした。これは、21世紀における中華民族の体位の向上及び社会発展のために重要な情報を提供することになった。

12月に開催された国際チェス選手権女子決勝で、諸宸選手がロシアのコスジェニューク選手を降し、謝軍選手に次いで、国際チェス世界チャンピオンに輝いた二人目の中国選手となった。

中国サッカー宝くじが10月22日から全国の12省、直轄市でテスト販売され、売上げはかなりのものであった。

「チャイナネット」　2007年11月