チベット東部で最大の湖、然烏湖。標高3850メートル、面積約22平方キロ。もともとボロンザンブ江の上流だったが、約200年前、今の湖の出口付近の山が崩れ落ち、巨石や砕石が河道をふさいだことで典型的なせきとめ湖となった。形は細長く、長さは29キロ、幅は平均して1キロ未満。水深は浅く、平均6メートル以下。