中国中央テレビ局(CCTV)報道によると、台湾海峡両岸観光交流協会は21日、台湾地区を訪れる大陸部観光客の合法的権益を保障する目的で、「大陸部住民による台湾旅行に関する注意事項」および管理弁法、「大陸部住民による台湾旅行ツアーコンダクター管理弁法」を発表した。今回発表された「注意事項」では、ツアー主催旅行会社および台湾に旅行する大陸部観光客に対する詳細な規定が示されている。大陸部観光客は台湾を訪れる前に、台湾ツアー業務取扱認可を受けた指定旅行会社に申し込み、「大陸部住民の台湾通行往来許可証」および「観光ビザ」を携帯しなければならない。その他の証明書は一切、台湾観光のための証明書として通用しないという。このほか、大陸部観光客はツアー主催会社と詳細にわたる旅行契約および違約責任契約を締結する必要がある。一方的な日程変更、ツアー項目の削減、または契約時には示されていなかった有料のツアー項目への参加強要があった場合、観光客は賠償請求をすることができる。
旅行社によると、7月4日出発の台湾向け初ツアーは早くも満席となり、7月18日前後に出発するツアーの申し込みが相当多いという。
康輝旅行社市場部の張慶珠氏は、7月18日出発のツアーは、すでに500人以上の予約申し込みを受けつけており、今でも1日約300本の電話問い合わせがあると語る。
「人民網日本語版」2008年6月23日
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