中国中央テレビ局(CCTV)の報道によると、大陸部観光客による台湾旅行がスタートするにあたり、台湾の関連旅行部門も22日、旅行社および大陸部観光客に対する関連通知を発表した。同通知では、旅行社が旅行参加者の自己負担によるスケジュール勝手に組んではならないなど、観光客の利益を損なうような様々な状況に対応したものとなっている。
台湾関連部門の担当者によると、大陸部住民による台湾観光はすべて団体旅行であることから、旅行の品質を保障する目的で、特に取扱旅行社に対する規範・処罰に関する細則が打ち出されているという。これによると、観光客が詐欺行為に合わないよう、旅行社およびガイドが観光客の同意を得ずに、客の自己負担となるスケジュールを組むことが禁止されている。旅行社がショッピングをスケジュールに組み入れる場合、台湾観光品質保障協会が認証・発給した購入保障商店での買い物に限るものとする。また、買い物スポットの数は、ツアー日数を超えてはならない。大陸部観光客が破損品または偽造品を購入した場合、台湾観光品質保障協会に返品・交換を申し出ることができる。「大陸部観光客の台湾旅行に関する注意事項」パンフレットは印刷が急ピッチで進められており、大陸部観光客は台湾到着後、ガイドから手渡される。
「人民網日本語版」2008年6月23日
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