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故宮、お色直しした後の様子は?
発信時間: 2008-09-02 | チャイナネット
 

故宮は別名「紫禁城」と呼ばれる、皇帝たちが暮らした宮殿だ。1406年、明の永楽帝の時代に建設が始まり、完成までに14年を要したと記録されている。なお、故宮の建設には10万人が動員され、使われた建築資材は数百万トンに及ぶと言われている。

故宮は南北960メートル、東西760メートル、周囲を高さ10メートルの城壁が囲んでいる。また、敷地を取り囲むように築かれた堀は、幅52メートルにも及ぶ。明・清の時代の歴代皇帝24人のほか、多くの皇族たちが暮らしており、敷地内には9000あまりの部屋があると言われている。その雄大さと荘厳さには、思わず圧倒されてしまう。

午門  

まず、故宮はご存知のとおり北京市の中心部にある。地下鉄1号線「天安門東」駅が最寄り駅だ。故宮には門がいくつかあるが、南側の「午門」から入場するのが一般的だ。また、開門時間は毎日朝8時から午後5時までだが、比較的人が少ない朝早い時間帯がお勧めだ。

入場してからの見学ルートだが、これについては故宮ガイド歴5年の張暁キンさんが次のルートを勧めてくれた。「見学時間が限られている観光客の方は、とりあえず南の午門から入って、北の神武門までまっすぐ歩こう。故宮の中心を南北に貫く中軸線上には、主な見所が集まってる。また、海外から観光にいらっしゃるお客さんの中には、西太后に興味を持っている方が多いように思う。西太后ゆかりの場所となるのが、敷地の西側にある西六宮(にしろくきゅう)だ。西六宮には、西太后が暮らしていた儲秀宮や養心殿などがある。時間に余裕があれば見学するとよいだろう。」

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