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8月30日、鏡泊湖世界地質公園の地下溶岩洞を見学する来園客
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鏡泊湖世界地質公園の滝(8月30日撮影)
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黒竜江省鏡泊湖風景名勝自然保護区管理委員会によると、2年間にわたる準備期間を経て、黒竜江省牡丹江市内の中国鏡泊湖世界地質公園がこのほど開園、来園者を迎えたという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
鏡泊湖景区は2006年9月、泰山や伏牛山とともに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の審議を通過、世界地質公園に指定された。2年間の園区施設整備が完了し、このほど開園に至った。
国連世界地質公園の専門家によると、鏡泊湖景区の地質状況と地質遺跡資源は極めて貴重であり、同区の火山溶岩台地の地形、噴火口の森林、溶岩トンネルは著しい地質特徴を備え、保存状態も良好という。特に、溶岩滝、溶岩洞、古氷洞などの地質遺跡は世界でも非常に珍しく、今後の発展潜在力は極めて大きいという。
鏡泊湖世界地質公園は、黒竜江省東南部牡丹江市にあり、総面積は1400平方キロメートル。噴火口森林景区、滝山庄景区、溶岩河景区、鏡泊湖景区などの地質遺跡観光エリアで構成されている。
「人民網日本語版」 2008年09月01日