中国最大のオンライン旅行サービス機構である「携程旅行網」、および世界的に著名な大手マーケティング会社ACニールセンは5日共同で、国慶節連休期間中の全国の人気都市ランキングを発表した。調査の結果、旅行に出かけた市民が最も多かった都市、および訪れた観光客が最も多かった都市はいずれも北京となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
今回の調査の結果、今年の国慶節連休期間に旅行に出かけた市民が最も多かった上位10都市は順に、北京、上海、広州、深セン、成都、杭州、西安、武漢、重慶、南京。訪れた観光客が最も多かった上位10都市は順に、北京、杭州、上海、香港、青島、南京、蘇州、西安、厦門(アモイ)、三亜となった。
過去数年間の調査ではこれまで上海が旅行先のランキングトップを維持してきたが、今年は北京が最も人気を集めた都市となった。「携程」リゾート業務総監・郭光氏によると、以前から10月は北京が最もにぎわう季節だが、今年は北京五輪が成功裏に開催されたことを受け、国内外観光客の高い注目を集めたという。五輪各競技場を観光し、五輪の余韻に浸るなどの魅力が、全国一の観光客を集めた理由となった。
「人民網日本語版」 2008年10月06日
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