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シャングリラ |
中国は近く、一連の選び抜かれた観光ルート「中国国家観光ルート」を世界に向けて広く打ち出す方針で、中国観光の全体的なイメージアップをはかるとしている。国家観光局が18日明らかにしたところによると、現在12の候補ルートについて意見の募集を始めているという。「北京商報」が伝えた。
同局関連部門の責任者によると、現在、各省・自治区・直轄市の観光イメージは比較的ばらばらで、対外的にアピール力のある統一的なイメージを形成しにくい。こうした現状を改めるため、同局は国家観光ルートの整備を通じて、統一的で、はっきりとした、明確なイメージを備えた国家レベルの観光ルートブランドを形成し、中国観光の全体的なイメージを具現化したい考えだ。
同責任者によると、国家観光ルートは中華文明が凝縮され、壮麗な景観を備えていることが必須条件であるほか、比較的成熟した観光ルートであること、市場や社会の認知度が高いこと、比較的整った観光インフラや観光客接待施設があること、道路、鉄道、空路などの利便性が高いこと、観光に適した都市部や景観地区を備えホテルなどの設備が比較的整っていることなどが求められる。
12の候補ルートは以下の通り。 (1)「シルクロード」観光ルート (2)「シャングリラ」観光ルート (3)「長江三峡」観光ルート (4)「青蔵鉄道」観光ルート (5)「万里の長城」観光ルート (6)「京杭大運河」観光ルート (7)「紅軍長征」観光ルート (8)「松花江-鴨緑江」観光ルート (9)「黄河文明」観光ルート (10)「長江中下流」観光ルート (11)「京西滬桂広」観光ルート (12)「ビーチリゾート」観光ルート
「人民網日本語版」2009年3月19日
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