北京の北第二環状道路沿い、雍和宮に隣接する東城区安定門、南鑼鼓巷から2-3キロのところに五道営胡同がある。明の時代には町を守る兵士らの駐屯地として有名だったこの長さ600メートルの胡同には、昔ながらの北京の生活が色濃く残っている。
ここ数年、この胡同に30軒以上の店がオープンした。オリジナルの民俗・文化グッズを主に取り扱うこれらの店は半分以上が外国人か、海外帰国者がオープンしたものだ。
外国人たちがこの昔ながらの胡同にほれ込んだことが、五道営胡同がわずか2、3年のうちに人気を集めた主な原因となっている。
南鑼鼓巷よりも店の借り賃が大幅に安いここには、多くの有識者も「潜伏」しているという。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年4月19日