武隆天坑は武隆洋水河大峡谷の武隆天坑地縫国家地質公園に位置する、重慶市最大の国家地質公園で「世界遺産」リストにも登録されている。天然の巨大穴や橋、地割れの奇観を主な特徴とする同地には四季を問わず多くの観光客が訪れ、有名な映画監督・張芸謀監督がこの地で映画「満城尽帯黄金甲」(日本語名「王妃の紋章」)を撮影したことから、さらに有名になった。武隆の天竜橋の坑底には青い瓦に灰色の壁の古色豊かな四合院があり、前には「天福官驛」という字の書かれた灯篭が吊下げられている。その神秘的で幽玄な環境から、映画「満城尽帯黄金甲」唯一のロケ地として選ばれて有名になった。写真は11月、武隆天坑の映画「満城尽帯黄金甲」ロケ地を見る観光客。
「人民網日本語版」2010年12月2日