記者一行は北京を出て、獅泉河に到着した。40日間かけて1万7000キロを移動し、チベット自治区の20近い県を通り抜け、高さ5000メートルを超える10以上の雪山、高さ4000メートルを超える20近くの雪山を越えた記者は、容量450ギガバイトに上る写真を撮影した。
「夢を追いかける場所」とされる墨脱(メトク)県には、原始的な自然風景と純粋な民間風俗が残り、まるで桃源郷のようだ。ここに来ると、悩みを吹き飛ばし、心をきれいにすることができる。チベットを世界の屋根、中国の柱と言うのであれば、墨脱県はその柱についた美しい雪蓮の花と言うにふさわしい。