内蒙古(モンゴル)自治区観光局によると、3カ月あまりにわたって開催される「2013年内モンゴル氷雪ナーダム(お祭り)」が12月23日、呼倫貝爾(ホロンバイル)市で開幕する。一連の少数民族によるスポーツイベントや氷雪観光行事が、多くの観光客の来場を待っている。新華網が報じた。
今年のナーダムでは、開幕式、中国厳寒フェスティバル、バルグ(巴爾虎)草原祭火文化フェスティバル、スキー祭など各種イベントが開催される。雪上競馬、雪上ブフ(搏克=レスリング)、アーチェリーなど伝統的な民族スポーツ大会だけでなく、観光客が民族の風情を堪能できるよう、雪上ゴルフやラクダ乗り、北方少数民族による民族衣装ショーも計画されている。
開幕中は毎日様々な体験イベントが行われる。観光客は、大雪原を歩く、スノーモービルに乗る、トナカイのそりに乗る、犬ぞりに乗るなどのアウトドア体験ができるほか、モンゴル族による民族歌謡や舞踊のパフォーマンスを観賞する、モンゴルの民族歌曲を習う、ギー茶(バター茶)やモンゴル料理「手把肉(塩ゆでした骨付き肉)」の作り方を習う、モンゴル料理を味わう、民族色豊かなホロンバイル草原の大自然を堪能するなど、各種イベントを体験できる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月29日