新型コロナウイルスが猛威を振るった昨年、中国の広州白雲国際空港が世界で最も忙しい空港となり、20年余り首位を維持してきた米アトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン)国際空港をその座から陥落させた。米ブルームバーグのウェブサイトが22日、伝えた。
世界の航空旅行は昨年、新型コロナウイルスにより大きく乱れたが、白雲空港は順調な締めくくりを迎えた。旅客数の世界ランキングが11位から首位に浮上した。ハーツフィールド・ジャクソン空港は2位に順位を落とした。北京首都国際空港など中国の6港が同時に旅客数トップ10に入った。
中国西部の都市・成都の空港、香港に近い深センの空港も入選。上海虹橋国際空港の順位は37位浮上した。主に国際線を運営する上海浦東空港の順位はやや低下した。
昨年は感染症により世界の航空旅行が激減した(特に欧州と米国)。トップ10から脱落したのは、ロサンゼルス、ドバイ、東京、シカゴ、ロンドン、パリなどの空港。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月25日